健康

遺伝子組み換え食品に関して知るべきこと、すべきこと

Zach Bush医学博士は、内科、内分泌代謝、そしてホスピス・緩和ケアの専門知識を持つ医師です。彼は長年にわたり、患者と多くの経験を積み、西洋医学による病気や治療へのアプローチ法に疑問を抱くようになりました。症例の大部分は病気を管理するものであり、健康になることを目指すものではなかったからです。この疑問により、不快な驚くべき統計結果にたどり着きました。

1990年代以降、アメリカにてある物事が警告され始めました。

全く異なる器官系のように思えた病気がほぼ同時期に大発生していたのです。

・認知症の女性患者の増加
・パーキンソン病の男性患者の増加
・自己免疫疾患の患者数が過去最高
・今日では2人に1人が生存中にガンと診断される
・自閉症と診断される子供は36人に1人
・一方、1970年代はわずか5000人に1人

身体の部位的には無関係と思える多くの病気の発症が、なぜ急速に増加しているでしょうか?これらは関連があるのでしょうか?

関連する因子は慢性炎症です。
慢性炎症がすべての病気の根本的な原因なのです。

炎症とは、損傷に対する正常な生物学的反応であると定義されています。身体は、有害な病原体やその他の刺激により、引き起こされる組織や細胞の損傷に対する生体反応です。

そして、腸には炎症を引き起こす化合物や細菌から細胞を保護する非常に薄い膜があります。その薄い膜の透過性があがることで免疫システム全体が反応し炎症が発生します。

食生活は腸の健康状態にとって重要な役割を果たすことを理解しています。しかし残念ながら、多くの人々はスナックやケーキを食べず、たくさんの野菜を食べ始めることができず、ただ健康状態が完全に回復したらいいなと願うばかりです。

彼は何年も、患者の病気を治すために健康全体と栄養が豊富な食品に焦点を当ててきました。しかし当初の統計結果は期待したものと大きく異なりました。患者の約30%は食事内容を変更することにより、完全かつ奇跡的なほど、病気の改善が見られました。別の30%の患者では、少しの改善が見られました。しかし驚くべきことに、他の40%の患者には全く改善が見られないか、新しい健康に焦点をあてた計画により実際に症状の悪化が分かったのです。

炎症が病気の原因であるならば何が腸にそれほどの影響を与え、身体に炎症をもたらしているのでしょうか。糖分を少なくし野菜を増やすことに効果がないのならば、何が関連しているのでしょうか。この疑問を解決するために、まず自国の食糧源および農地に関する歴史を理解する必要があります。

第二次世界大戦後のアメリカには、使用できなくなった石油が過剰に残されました。そして、その石油を化学肥料として活用できることが分かり、市場で販売されることになったのです。

歴史上初めて、農家は世代を超えて受け継がれてきた良い作物栽培の知恵を無視しました。土壌を休ませることを止め、輪作も止めました。1930年代のアメリカ中西部の大平原地帯で、断続的に発生した砂嵐、ダストボウルの厳しい教訓を忘れてしまったのです。農家は化学肥料により時間を節約し、収穫量を増加させ、より健康でより青々とした作物を作り上げることができると信じるようになりました。

化学肥料を使用することで作物は青々と見えますが、実際のところ弱くなり、主要な栄養素は無くなり、決して健康な食品とは言い難いのです。実に、今日生産されているトマトは、1950年に育てられたトマトと比較すると、ほとんどリコピンが含まれていません。

弱い植物は病気や害虫の影響を受けやすいので、今度は土壌に農薬(本質的には抗生物質)という形で化学物質を追加し、生物学を破壊してしまうようになりました。これは過去から現在に至るまで、まさに私たちが人間の病気を治療している方法の環境版でした。

最も広く使用されている市販の農薬は、ラウンドアップというグリホサートが主成分の除草剤です。今日のラウンドアップの使用量は非常に高く、その影響をすべて回避することは不可能です。実際、ラウンドアップの99.99%は雑草にたどり着きさえしません。代わりに、主に流出水に流れ込み、水や大気に入りこむのです。米国南部では、大気と雨の75%がグリホサートにより汚染されています。

そして食物を口に含み飲み込む度に、抗生物質を体内に摂取していることになります。

では具体的には、豊富な化学物質は私たちの健康にどのように影響しているのでしょうか?グリホサートは腸膜の透過性を高めます。ラウンドアップの副作用として、腸を構成するタンパク質構造へ直接障害を与えることを意味します。

このような背景により、私たちの身体は漏れやすいふるい器のようになりました。免疫反応を担い、栄養素を身体全体に行き渡らせる血管がもろくなり、血液脳関門にも影響が及ぶようになり、パーキンソン病・アルツハイマー病・自閉症などの神経疾患の患者数の増加を導きました。

呼吸し、飲み、食べ、雨にあたると抗生物質にさらされ、生き延びるために必要な健康的なバクテリアを死滅させることになるのです。私たちの腸内環境はグリホサートにより障害を受けているため、自然治癒力は減少しています。

私たちは内的環境と外的環境の両方で戦わなければなりません。どうしたらこの暗い現実を是正できるのでしょうか?何から始めればいいでしょうか?

良い知らせとしては、モンサント(ラウンドアップの製造販売元)が心強い統計に関する情報漏らしました。オーガニック食品の購入がアメリカ食料品全体の16%となった場合、化学肥料産業は経済的安定性を失うとのことです。

たった、16%

もし明日ラウンドアップの散布を止めたら、毒性レベルが低下するまで50年が必要です。しかし、土壌にはグリホサートを分解できる能力を有するバクテリアや真菌がいます。自然治癒力を発揮できる環境さえ作ってあげれば、体内と同様に自然治癒力が備わっているのです。

私たちはこれまでと異なるアプローチをし始めなければいけません。

現在と同様の健康水準でいくと、2035年には3人に1人の子供は自閉症と診断されるでしょう。この統計1つで国が経済的な崩壊を起こしかねません。

「マクロ的なエコシステムへと移行」

できる限りこれまでと異なる環境に身を置いてください。外に出ましょう。例えば、綺麗な芝生に触れましょう。山へハイキングに行き、滝の傍に座りましょう。コケに覆われた木の根元で読書をしましょう。沼地を訪れましょう。なんでも良いのです、できるだけ多くの異なる環境に身を置き、数時間呼吸してください。環境を変えることは腸内のミクロバイオームを再増殖させる最も簡単な方法の一つです。

「発酵食品を食べましょう」

冷蔵技術が発達する以前は、保存方法として発酵が用いられていました。その必要性がなくなるにつれ発酵食品の恩恵も失うことになりました。発酵食品は免疫を増強するバクテリアを含んでいるため毎日フォークで数杯分の自家製ザワークラウトを食べるだけで十分です。

「オーガニック食品を買いましょう」

自らの健康のためでもありますが、私たちの将来を改善するためでもあります。覚えておいてください、たった16%の人々がオーガニック食品を購入しさえすれば、モンサントは崩壊されるのです。オーガニック食品は価格が高い場合もありますが、今はそのコストを負担することで、化学肥料や農薬を使わない食品の価格は劇的に下がることになるでしょう。

「これらの内容を共有しましょう」

これらの問題とさまざまな誤解について考え、話をしましょう。友達、家族や地元の農家とこれらの情報を共有しましょう。私たちの希望はヒトからヒトへ伝わりやすいです。数人が自分自身の健康や環境、そしてコミュニティにより意識を向ければ、波及効果があるでしょう。すぐに行動できます。自身が今の環境下でできることを行いましょう。

内容は、https://zachbushmd.com/で配信されたニュースレターに基づいています。

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